バルタン星人になる日

末期ガン余命6ヶ月『終活日録』

撃沈

彼の買物が女子並みに長くて笑える。
NET購入が多いわたしは、それについて行くのが好き。

手を繋いでもらえると嬉しい。寂しくなる。半々。

今までハッキリとは言えなかった現状を話した。
言いたくないけど、言わないと騙してるようで。

聞かれなかったから、
気になってるんだろうな、とは思ってた。

彼はわたしの病状を調べて、知ってた。
(iCloudから診断書とかを見つけたって)
愛おしく感じた。
死にたくないって、涙が出た。

こんな思いをさせて申し訳ない。
こんな荷を負わせちゃいけない。

わたしずっと気丈に振舞ってきてて、
もしかしたらこのまま貫けるかも知れない、
なんて思えてたけど、

彼がいなきゃだめなんだ。