バルタン星人になる日

末期ガン余命6ヶ月『終活日録』

常用

傷病手当
「1年半の支給がある」

長期間だからと勧められたけど
わたしの余命から考えると多分

そこまで要らない。

それよりも早く支給が始まるものを
提案してもらえた方が助かったのに


寝る前の薬は飲むようにしようと思った。

仰向けで寝られない。
うつ伏せでも同じ事。
その体勢維持が無理。
痛いと言うか違和感。

痛みがあったり体に不調を感じると
我慢することに気を取られてしまう。

彼の優しさに応えられなくて涙出る。
つい冷たく当たってしまい自己嫌悪。

辛いなら伝えてと言ってくれるけど
申し訳なくて気を使わせたくなくて
いつも通りに過ごしたくて言えない。

飲む薬が3つに増えてることも内緒
わたしの病気の事考えさせたくない

今とても幸せでこの状態をわたしは
ただただ守りたいこのまま最期まで