バルタン星人になる日

末期ガン余命6ヶ月『終活日録』

不便

食器が洗い難い!

主婦してるのに・・・・・笑

 

右腕の付け根と

なぜか左の手首

両足の膝あたり

足の付け根の熱

下腹部の違和感

寝るときの腰痛

 

そして気づいた!

痛み止めの薬が

足りないことに。。(泣)

 

・・・・・

ネットにお医者さんが書いてる

患者さんとの思い出話を読んだ。

心に残っていたので紹介します。

 

 

↓「末期癌患者に出来ること」抜粋

 

 皆さんはいきなり末期癌の宣告を受け、余命はあと3ヶ月と言われたらどうしますか?化学療法や放射線療法をしたり、緩和ケア目的に家で過ごしたり、色々な選択肢がありますが、多くの場合その事実を受け入れるまでに、取り乱したり、自暴自棄になったり、抑うつになったりするのではないでしょうか?

 でも医師をやっていると、自分の余命が前もって解るというのは、そう悪いことだけではないような気がします。死ぬまでに時間があるわけですから、その間にやれることも沢山あるのではないでしょうか・・・・

(中略)
 本人との約束通り、検査が終わってから、余命についても持って3ヶ月と正直に伝えました。

(中略)

それから今後どうするか話し合いました。手術はもう出来る状態ではないため、抗がん剤放射線による治療か、痛みだけ取る緩和ケアが選択肢としてはあるのですが、膵臓癌に対する抗がん剤の効果は低く完治はまず不可能です。それに治療中は入院をしなければいけません。効果なければ余命も変わらず、残された貴重な時間を無駄にすることになるんです。
 以上のことを説明し、その患者さんはしばらく考えて、「もし先生が僕の立場だったらどうしますか?」と聞いてきたんです。正直困りましたが、自分だったら、効く可能性が低い化学療法よりは、緩和ケアを選択すると伝えました。そう言うとその人は笑って「僕の選択と同じです。」と答えたのです。

(中略)

後で奥さんに聞いたのですが、退院後その患者さんは自分の会社の後継者を決め、別れた奥さんと子供の遺産相続について遺言を書き、自分が亡くなっても誰も困らないように準備をしたのだそうです。
 その後2週間は自宅に篭り、奥さんとずっと一緒に過ごしていました。しばらくして夜も眠れないほど痛みがひどくなり、食事も食べれなくなり、訳のわからないことを叫んでいたそうです。

(中略)

本当にぎりぎりまで家で頑張っていたんですね。本人にとっては理想的な最期だったと思います。

 でも、病院に来る時は死を覚悟していたんだと思います。外見はしっかりしていても、もの凄く、怖かったんでしょう・・・本当に頑張ったんですね・・・・

(中略)

末期癌の患者さんの多くは彼のように自分のことよりも残される周りの人達の心配をするんですよね。そういう気持ちから彼らは神になります。彼らの言葉というのは本当に心に響きますし、命の重さを痛感させてくれるんです。