バルタン星人になる日

末期ガン余命6ヶ月『終活日録』

天秤

同じ病院に3度も入院していれば

看護士さんにベテランと言われる。(笑)

 

大腸がん手術で3週間

術後化学療法で1週間

子宮がん手術で4日間

 

入院中は普段の私とは別人になる。

起きたらベッドの上でストレッチ。

昼寝はしないようにして院内散歩。

待合室で読書や仕事までも持込み。

人生初のストイックな生活をした。

 

生きているなら社会復帰しないと

自分を戒めてまわりの皆さんとは

ご近所付き合いは積極的にはせず

井戸端会議には不参加だったのは

専業主婦達の昼間の光景のようで

嫌だった私は働く準備しなくては。

 

私は退院して4日後には仕事した。

腹腔鏡手術して休養しなかった事

後々に出てくるのは仕方ないかと。

 

生きてるなら社会復帰は絶対だし

生きていくなら仕事優先しかない。

この為後の抗がん剤治療も途中で

棄権してしまうことになるのだが。

 

がん保険に入っていなかったから

私には通院治療分の保険金はない。

 

高額医療費制度も毎月当てはまる

とは限らないあの時傷病手当金

知っていたなら違っていたのかも

知れないけれど会社を休むことの

恐怖の方が私には病気よりキツい。

 

要は仕事と両立できない治療なら

私は続けていられないと決めてた。

 

 

→(抗がん剤治療)へと続く?(笑)