弁当
招待状が私に届いた。
大学の解剖室からだ。
年賀状に続き驚いた。
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献体のご登録をいただいている皆様を(対象にした)
本学にお招きする催し「しらぎくの集いのご案内」
(内容は)本学教授による公演と学生を交えた昼食会。
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介添人も1人まで認められている。
私は不参加で返信してしまったが、、
そこに呼ばれるのは献体登録者で
基本60歳超えの方達となる訳で、、
まさか死後に一緒に並べられたり
するかも知れない方と生前に顔を
会わせる事があるなんて事を少し
怖い気持ちで受け取ってしまった。。
正直どんな会なのか想像も付かず
私は1人の人のブログを見つけた。
読ませて頂いて素直に思った事は、、
献体をする事に誇りを持っていい。
私の体から次なる論文が生まれる。
その方は医学の発展に貢献する事
私の務めを華々しく飾ってくれた。
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私は自宅介護になったから遠出も
無くなり献体はほぼ確定となった。
私の献体目的は生前出来なかった
ボランティアをしたいと言う事と
家族にひと息付いて貰いたかった。
すぐに火葬や葬式の準備なんて事
そうならないようにゆっくり私が
大学から戻されるまで慌てないで。
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そこで私が抱える問題があり悩む。
友人達とお別れする儀式が無くて。
実際のお葬式は2年後に地元だと。
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友人は足繁く通ってくれてるのに
私は無言でそ~っと逝ってもいい?(汗)
東京湾の散骨ツアーとかお願いを
したいけどそれすら2年後の話し。
私の事長引かせたくない気がする。
自然消滅じゃ引き際悪過ぎるかな?