バルタン星人になる日

末期ガン余命6ヶ月『終活日録』

消滅

気が付いてしまった!(泣)

 

車椅子は1階にある

そこまでには階段が、、

私は外出も出来ない。

 

此処から動けないし

何処にも行けないし

私には何も無いんだ、、

 

何なんだろうコレは。

全て失った気がする。

自分もいない不思議、、

 

・・・

友人からのメールに

私の気持ちが痛い程

分かってるってある、、

どう言う事なのかな?

私が教えて欲しいな?

突っかかる気は無い

けど何でそんな事を?

書かなきゃいいのに。

 

私が悩みそうだから。(笑)

 

・・・

・・・

時に友人って「残酷」

 

後部座席のシートベルトで私は捕まってしまった。

警察官に食らいつく必死な彼女の口から出た言葉。

「彼女、末期癌なんです!

最後の思い出作りの旅行なんです!」

お涙頂戴作戦が有効なのか私には理解不能だった。

それよりも躊躇いなくスラスラ出てきたセリフが

事実だけど事実なんだけど私に突き刺さってきた。